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白い恐怖


わたくし、死の危険を感じましたよ…

是非その恐怖をみなさまにも感じていただきたい。

それは金曜日の眼科でのこと。

以前、目黒の眼科にて中心性網膜炎と診断されたわたくしは、

表参道にある某大手眼科クリニックを紹介されました。

交差点近くにあるそのクリニックは

レーザー手術もできる本格的な医院なのです。

ここで病状を分析するカメラ診断を行うため、

わたくしの血液内に造影剤を点滴することに。

まずは造影剤のアレルギーチェックから。

少量の注射を、右腕の手首の下あたりに、ぷすっと。

これが時間が立つにつれて痛みが増してくるんですよ。まじ痛い。

やがて刺した場所がぷくっと膨れてました。

「んーちょっと反応出てるけど大丈夫でしょ」と先生。

しかしアレルギー反応がある液体を血液内に入れたことないですが…

「アルコール強い?」

「わりと強い方です」

「じゃ、少し気持ち悪くなるけど大丈夫だね」

きっ気持ち悪くなるんですか…

まぁしょうがなく本格的に点滴される運びとなりまして。

ちなみに眼科に行ったことのある人はご存じだと思うのですが

眼科の診察室って暗いんですよ。常に夜中って感じ。。。

さて点滴は右腕の注射跡がまだ傷むので左腕にしてもらうことに。

針が刺さるのを見てるとかえって痛いんで、顔は右に向けて。

ぷすっ。

オバチャマ看護婦が点滴針を刺しました。

うう痛い。しかししょうがない、早く終わらせて。

と思ってると左側がなんだか騒がしい事に。

「あれ、おかしいわね」とオバチャマ。

瞬く間に2人の看護婦が集まってきて

ああでもないこうでもないと言い出した。

「逆流してこないわよ、おかしいわ」

「ちゃんと刺さってるのかしら」

「刺さりすぎちゃったんじゃない?」

おいおい、怖いよ。

「腕が曲がったまま刺しちゃったから、かしら」

「もうちょっと伸ばせばよかったのに」

「針を少し抜いたらいいんじゃないかしら」

「こう?」

「いやもうちょっと、ほんのちょっと抜いて」

そんな適当な事でいいのか。

目を診察する機械の向こう側で処置を待っている先生も

「ちょっと抜いてみて」

おいおい、先生も適当だな。

「あっ」

オバチャマの小さな悲鳴と共に、

左腕の関節から液体が噴出した感覚が。

何かが腕をたらたらたらと流れ落ちていく。。。

針はすでに抜き取られているらしい。

「あ、あ、あ」

即座にいろんな手がわたくしの左腕を拭き始めた。

ま、まさか血が噴出!?なんかタダゴトでない感じ?

しかし注射跡はテキパキと処理されているようで、

針穴に脱脂綿が置かれ、テープで巻かれる感覚が。

恐る恐る左を見ると、腕はすでにキレイになっていた。

造影剤が噴出しただけのようで。。。ほっ。

しかしさっきのオバチャマ、また針を持って

次を何処に刺すか考えてる。

あのね、左腕の点滴を刺すような場所は

すでにテープでぐるぐる巻きになってるでしょ。。。。

「次は右手にお願いします」

なんでこんなことをわたくしが言わなくてはならないのか。

「そうね、右がいいわよね」

「そうそう、右にしましょ」

「こんどは腕を真っ直ぐにしないとね」

ここでなぜ同時に3人の看護婦が右に移動するのか。

1人でいいだろ。

「はいはいごめんなさいね」

「ホントごめんなさいね」

「腕を台に乗せてまっすぐに伸ばして」

「親指を中に入れてぐっと握って」

「そうそう」

「ここかしら」

「そこそこ」

「それそれ」

なんでもいいけど静かにしてくれないかな。

同時にしゃべるから何言ってるのかわからない。

と思ってたその時、一人がこう言った!

「ところで3人もいると何したらいいのかわからなくなるわね」

だから頼んでないよ3人も!その発言は怖いよ!

ちょちょちょちょっと助けて!!もうやめようよ!

「医療事故」とか「病院に殺される」などのコトバが

頭の中を飛び交い始めたその時。

ぷすっ。

「えーと、あ、どうかしら」

「うまくいったみたいね」

「先生準備完了です。」

ほっ。

先生「ではこの機械のここにアゴを当てて、

   こっちに額を付けてください」



椅子に座り、左に点滴の針を刺したままで、

ちょっとキツい体勢ですよ…

先生「今から30回ほどフラッシュが光りますからね」

30回はキツいっすね!

先生の手がのびてきて、

わたくしのまぶたが閉じないように押さえました。

「じゃ、始めて」

「はい、点滴を始めます」

フラッシュが光り始めました。

そりゃぁまぶしいよ!

同時に胃がムカムカしてきました。

こ、これがアレルギー反応ですか…きもちわる〜〜

疲れました。。。。。。。。。。

結果は再来週に出るそうです。

—————————————————————————————

表題を借りたヒッチコックの病院系サスペンス映画をご紹介。

主人公のトラウマとダリの絵とテルミンの音色がシビれます。

白い恐怖
白い恐怖

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5 ヒッチコックの心理劇、ダリの絵、テルミンの音楽

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