初音ミク、デビューからずいぶんと経ったのに、人気が落ちるどころか上がってきてます。秋葉原を歩くとあらゆる所にミクがいます。以前より増えてます。その隙間から時々ヤマジュンキャラが「買わないか」とささやいてきて心底びっくりさせられるのは別の話ですね。
さて、この映像は8月の終わりに行われた初音ミクのライブ映像。Studio CoastというからageHaんトコです。見ておわかりのとおり、疑似ARな作りになっています。最近流行りの半透明スクリーンへの投射映像ですね。このスクリーンはほとんど透明のようで、後ろを相当暗くする必要があります。なので、照明もスクリーンとスクリーンの間に設置されてます。よく設計されてます。ネットでの感想を見ると、ちょっと離れて見ると本当に立体に見えたとのこと。
というわけで、このライブについては、直後からちょくちょくネットで話題に出てます。感動したとか、キモいとか、シャロン・アップルだとか。僕はマクロスは初代しか知らんののでシャロンの事はわからんのですが、確かに実在しない架空のキャラのライブに熱狂している図というのは奇妙です。
でも通常のアイドルだって、いくら楽曲を入手しようがDVDを買おうが知り合いにもなれないしこっちを見てもくれないわけで、どこまで行っても架空の存在です。有名アーティストの中には、ライブでも曲の間にトークを全く入れない人もいるそうで、そうなるとこのAR的ライブとの違いは見つけにくくなりますね。
いよいよ世の中はSF的になってきました。いやぁ面白い。