武蔵野美術大学建築学科で建築を学ぶ。
年4回の課題提出。前日徹夜になるのは今と生活がいっしょ(笑)
プロダクトデザインもやってみたかったが建築学科にはそういうカリキュラムはなかった。
写真は1988年設計の表参道プロジェクト。当時から老朽化が問題になっていた同潤会アパートの一つを解体してアパートメントと商業スペースの複合施設にリニューアルという提案。今この場所には安藤忠雄さん設計の商業施設が建築中です。
この建築のテーマは以下の2つ。
1:過密都市東京で繰り返し行われる建築という作業は、それ自体が生物的であり、細胞のようなものではないか?
2:都市に突然出現したフランケンシュタインは、花畑で出会ったあの少女に再び出会えるだろうか?
わけわかんないですよね(笑)でもあまりにも異彩を放っていたせいか、なぜか参考作品に選ばれましたよ…
当時好きだった建築家、高崎正治さんの影響を受けてます。
左が商業施設。美容室やバーなどを想定。波打ってるのは帯状に切ったガラスです。右はワンルームのアパートメント。その間を渡り廊下が結んでいます。鉄骨は1本のこらず奇妙な形にねじまがり、その内側に同じ曲率で曲げたネオンが仕込んであります。夜は帯状のガラスからもれる店の光とネオンの輝きが表参道の街を妖しく照らします。
これを設計したずっと後にこの建築を発見して、ウィーンまで見に行きましたよ…
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