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パシフィック・リムの人型巨大兵器は実現可能なのか?


首を長くして公開を待っているSF映画パシフィック・リムの新作映像が来ました!

未知なる巨大生命体の襲撃に対し、人類が人型巨大兵器で対抗するという、今までアニメでしか見たことのないこの設定を、ハリウッドが最先端の技術を駆使して遂に実写化!(公式サイトより)

いやーカッコいい!映像もとんでもない密度の高さで、目も脳もついていけず胸はドキドキしっぱなし。ここまで強く鑑賞したい!と願う映画は久しぶりです。そしてやっぱり、こんな巨大ロボットに乗ってみたい!と願ってしまいます。コレは昔からの日本男児の夢ですね。というわけで実際に巨大ロボに乗るとどういうことが起きるか?という考察を重ねた映像があるのでご紹介しましょう。

果たしてパシフィック・リムの人型巨大兵器は実現可能なのか?

下はガンダムサイズのロボットの『乗り心地』について、物理エンジンを使って検証した映像です。これを見ると、椅子に座るタイプのロボットは歩くだけでも相当乗り心地が悪そうで、転倒したりほんの少し落下させるだけでも大惨事となりかねません。これは怖い!しかしパシフィック・リムの操縦者は立っているし、操縦席にも余裕がある。きっと加速度を低減するショックアブソーバー的装置もありそうなのでなんとかなるかと。

▼ガンダムの乗り心地を検証した。feeling while riding of the GUNDAM was verified.

次は『どのように歩くのか?』。ここではザクサイズ(17.5m)とイデオンサイズ(105m)とマクロスサイズ(1210m)を検証しています。パシフィック・リムの人型兵器は100mぐらいでしょうか。この検証映像ではかなりゆっくり歩いているように見えますが、現実世界で巨大ロボに『歩く』という動作をさせるにはこの速度が限界のようです。映画内でも巨大人型兵器の動作は現実的な速度限界の20〜30%増し程度にとどめている印象で、CGチームは『嘘に見えないギリギリの嘘』を苦労して編み出したようです。というわけで、映画よりはゆっくりになるけど、実現可能ですね。

▼巨大ロボットはどのように歩くか検証した。How does a huge robot walk…

では巨大ロボが素早く動くと何が起きるのか?ロボにバンザイさせた映像で検証してます。イデオンサイズまでなら素早いバンザイ動作でもちょっと地面から浮いたりする程度で、『自分の動作で挙動が不安定になる』ということはなさそうです。しかしマクロスサイズになると、これは(笑)…巨大な物体の運動パワーってもの凄いんですね。というわけで、100mサイズぐらいまでなら素早い動きも大丈夫。

▼巨大ロボットがバンザイするとどうなる?robot raises hands, what will happ…

結論としては、実現は可能でしょう。素材や動力源をどうするのかは置いといて(それを置いて実現というのもアレですが)。でも実現しても、映画ほどのスピードでは歩けません。また質量も大きく重心も高い物体を動かすという『巨大ロボ感覚』が相当求められると思います。免許を取るまでに1000時間ぐらいかかりそうですね。

それと字幕についてちょっと不満を述べたいのですが、せっかくギレルモ・デル・トロ監督が日本の怪獣映画に敬意を払い、パシフィック・リムに登場する敵を『Kaiju(怪獣)』と名付けてくれてるんですから、それを『敵』と訳しちゃうのはちょっと味気無さすぎじゃないですかね。『怪獣』でも『カイジュウ』でも良いので、公開時にはオリジナルに戻してもらいたいです。

Pacific Rim Mako Mori

それと菊地凛子さんのメット姿が凛々しすぎてヤバいです。
本当にありがとうございました。

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