TVC025:
“(Title unknown)”
by Publicis NY
for Heineken
【CMストーリー】
とあるバーにて。バーテンダーが手を滑らせて、運んでいたハイネケンの瓶ビールを全て床に落としてしまう。次々とスローモーションで割れていくビール瓶。その重く鈍い音が響き渡る。その音はやがて…
【コピー】
女性「あなた、どうしたの?」
男性「わかんない…でもなんだかとても、悲しい音が…」
女性「…」
スーパー「それが、ビールのすべて。ハイネケン」
「It’s all about the beer. Heineken」
【CMアイデアカテゴリーと解説】
マニアになる+大問題化する+存在を消す+繰り返す。
出演している人物は全員ハイネケンマニアという設定です。ハイネケンが飲まれずに瓶が割れて世の中から消え去る時、その悲しみあふれる「音」は彼らの心に響き渡ります。それは彼らにとって大問題。自分が今、するべき事を一瞬忘れて呆然としてしまいます。観客は次第に彼らの商品への深い愛を感じとっていきます。この手の間接的なアプローチは1つのエピソードでは伝わりにくく、繰り返すことが必要になります。よって秒数は長めになり、いくつかの希少な例外を除いて日本ではほとんど試みられることはありません。
【予測されるアドアイデア】
ハイネケンのおいしさは、飲んでいない時でも人の心を平静に保つ。
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“(Title Unknown)“
agency: Publicis NY
client: Heineken
country : United States
year : 2005