勝海麻衣さんの個展から藝大の卒展へ。
ファッションモデルでありながら、見習い銭湯絵師としても活動をしている勝海麻衣さん初の個展、「響宴」へ。人物画の間を縫うように歩くインスタレーション。全員がこっちを見てる。視線への耐性を問われる。かなり斬新な空間構成。
全員を切り抜いて立たせているのが印象的。これはかなり大変な作業のはず。場所は銀座のGUCCI裏でいいロケーション。最終日なのですごい人。写真は勝海さんの人物画の1人になるパフォーマンス中。
昨年末、勝海さんとお仕事をさせていただいたのですが、再会してみると髪が短くなっててびっくり!35センチ切ったそうです。似合ってる!
続いて藝大卒展へ。
地面に突っ込むウサギさん。
肩書きを選んで自撮りするという作品。肩書きの文字はすべてアルミの鋳造。みんな積んで遊んでた。セレクトするのが楽しい。演出家とかもあった。発想が代理店ぽい。アルミの手触りも優しい。
続いて毎年楽しみにしている大学院の彫刻展示へ。すごい才能と出会えます。購入するという気持ちで鑑賞。
なにこの美しさ。三次曲面が素敵。手で切ってる???NC加工???どう作ってるのかわからないけど、これはすごいアイデア。KOBAYASHI Erika作。しかし家に入らないねこれは。
続いて雷康寧作のタコと女性。これが今年の彫刻のなかで、阿部家的一位。
刺青のような、青磁のような塗り模様が素敵。素晴らしいセンスとクラフト。買いたい。家に置きたい。
ディテールも素晴らしい。人物はリアルサイズ。
こちらは巨大なタコ。
この人は絵画も良かった。
以上芸術に染まった土曜日でした。