オンエアが始まったばかりのホンダジャズのオーストラリア版TVCをご紹介。ホンダジャズとはFitの事で、ここで使われている車両は1.5RSです。テーマは「柔軟性」のようです。レゴブロックで作ったような大規模アニメーションが目を楽しませてくれますが…Youtubeの説明にはこうあります。
シドニーのアニメーション会社アニマルロジックはこのCMのために147万個の仮想ブロックをイチから作り上げた。ブロックのカタチをアニメートするためにアニマルロジックは自ら開発した専用のソフトウェアを使用した。
なんか同じような事を二度言ってますが原文がそうなのであしからず。手間をかけて実際のブロックでアニメートしたように見えますが、CGだったんですね。なかなか頭の良い制作方法です。オーストラリアのアニマルロジックには数年前に訪問したことがあります。特製帽子と特製バッグをもらったなぁ。まだどこかにあるはず。
ちなみに以前フランスのCG会社と仕事をした時もそうだったんですが、海外のCG会社はCGソフトウェアを自分たち用にカスタマイズして使ってますね。なんかスゴい事のようにも思えますが、CGデータもある種の工業製品だと考えると、アウトプットするモノに対して製作機械をカスタマイズするのは当然の事ですよね。世の中の工場は皆ソレをやってます。日本のCG会社もカスタマイズしてるんでしょうか? どなたか情報いただければ助かります。
さてアイデアカテゴリですが、「あり得ない映像をリアルに作る」、車の用途を「説明する」、表現を「拡大する」の3本とします。