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信者を増やすための広告手法


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友人がiPod nanoを購入しました。手にとって触らせてもらって、一瞬で欲しい!と思いました。あんな小さくて薄いマシンで、液晶がカラーのプロダクトなんて見たことがない。恐ろしいほどの凝縮感と、それを全く感じさせないフレンドリーなデザイン。これはまさしく。手のひらの中の未来 in 2005。そう、未来はやっぱりクールでスマートじゃなくちゃね。なんて書いてたら、12月に買おうと思ってたのに、やっぱり今欲しくなっちゃった…!!!

そして思ったんです。僕はまだnanoの広告なんて見てないんですよ。ネットのニュースと、友達のを見せてもらっただけ。僕は彼に、製品についていくつかの質問をしました。それだけで購入を決めてしまいました。では、広告しなくても売れる商品にとって、広告が何の役に立つのでしょうか?

なんて思った今日、まだ会ったことがないのに盟友である、ナギイさんのブログ「放蕩娘の縞々ストッキング」のリンクからひとつの答えを発見しました。それはTBWAの元コピーライター、スティーブ・ヘイデン氏の言葉です。彼はアップルの有名な「1984」というCMをはじめとして、多くのアップル広告を手がけました。

ヘイデン氏は何年にもわたって気の利いた広告を作りつづけたにもかかわらず、「アップル社は広告で売れているのではない」と述べた。「アップル社が売れているのは人から人への伝道のおかげだ。広告の役割は伝道者のメッセージに説得力を与えることなのだ」

アップル社の同窓会、思い出話はジョブズCEOの悪口より

「広告で売れているのではない」という言葉は、「告知だけではモノ売れない」と解釈できると思います。「『良い商品』であれば、告知は人が勝手にやってくれる。広告は彼ら伝道者の背景にまわって、説得力を高めるための高品質なコミュニケーションを展開し、伝導の手助けに徹する」なんて構図が見えてきます。クールでスマートですよね!というかまるっきり宗教ですよ!

ただしこの構図は『良くない商品』では成り立ちませんのでご注意を。

1984

伝説のApple’s 1984 Commercial

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