今日は当ブログGTRの読者BENさんの投稿を掲載したいと思います。映像の解説はBENさん自身にお願いいたします。ではどうぞ。
イギリスのテレビ番組「トップ・ギア」のタレント、リチャード・ハモンドが行った実験の映像です。たった3人が、4日間の撮影期間で、映画『プライベート・ライアン』のオマハ・ビーチ上陸シーン再現に挑戦。3人で海岸を何度も何度も往復して、それをコンピュータで合成して何百人ものアメリカ兵に。ドイツ軍側も3人で演じてるんですが、その完成度が凄い!
いやー、ホントにスゴいです。衝撃的です。そんなに大した機材がなくても、たった数日の撮影で完成度の高い映像ができちゃうことが証明されたんです。もちろん経費はけっこう使っているでしょう。合成に何日かけたかはわからないし、そこに何人の人間が関わったかもわからない。でも、オブジェクティブ(目的)が明確で、的確なアートディレクションがあり、情熱とチームワークと時間があれば不可能なんて存在しないということがわかりました。BENさん、僕はこの映像から元気をいただきましたっ(最近アホみたいに忙しくて土日もなくてフラフラなので…)。ホントにありがとう!皆さんもガーンとやられちゃってくださいね。プロ度が高ければ高いほど、衝撃を受けるはずです。
日本でもこの映像を見た誰かが「硫黄島からの手紙」を再現してくれたら面白いんですけどね。ていうか硫黄島にはカンタンには行けないけど…。
ところでトップギアの映像を見て思い出したんですが、僕は中学の時に3分ほどのショートフィルムを作りました。その8ミリフィルムで作られた映像はとっても稚拙でピンボケで、表現したい事はあるのに、イメージの5%も表現できませんでした。でも今はそんな不便な時代じゃない。画質の良いビデオカメラや質の高いソフトウェアなど、僕が中学の頃(30年ほど前)とは全く違う映像環境がずらりと揃ってます。あとはその最新の技術力に、ほんのちょっとのウィットやアイデアを付け加えるだけで、映像界のスターになれるはずだと思います。あ〜僕も時間をなんとか作って楽しい映像を作りたい!!
当ブログは常に投稿を受け付けていますので、皆さんもネタがあれば送ってくださいねー!
追伸:Benさん、返信したメールが戻ってきました。上記の解説文に不都合がありましたらお知らせください。