カナダから実写版『アキラ』予告編映像が到着しました。
とはいってもコレはハリウッドが制作中(迷走中)とウワサされるアレとは関係なく、熱烈なファンによる自主制作映像です。しかしその完成度はハンパありません。背中ゾクゾクの映像をどうぞ!
プロジェクトページ www.akira-project.comでは、プロデューサー兼監督のNguyen-Anh Nguyenさんが制作の経緯について説明しています。以下はガリ適当訳です。
『アキラプロジェクト』は、80年代にアニメ化された著名な漫画であり、メディアやアートとしても衝撃的な作品である『アキラ』の実写版予告編を制作するために生まれた、クラウドソーシングをベースとするノンプロフィットなプロジェクトです。ハリウッドではここ数年、実写版『アキラ』の準備が続いているようですが、我々はファンとして、自分たち自身によるアダプテーションを作りたかったのです。それはできるだけ原作に忠実に組み上げるチャンスであり、正統派『アキラ』を生み出すチャンスでもありました。
このプロジェクトを現実のものとするために、2012年6月、私たちはクラウドソーシングサイト『インディーゴーゴー Indiegogo』にて計画をローンチさせました。そこでは沢山の人々が、経済的な援助だけでなく、その年の秋にカナダのモントリオールで撮影するため、自分たちの時間や制作を援助するための才能を提供してくれました。そもそもの始まりは二人の男がビールを飲みながら『金田のバイクがネオトーキョーを走り回る映像があったらかなりクールじゃね?』と語り合ったことなのですが、これが冒険と障害に満ちた過程を経てグローバルな努力となり、12カ国から40名を超えるアーティストが関わることになったのです。
1年半のポスプロを経て、このプロジェクトを世界の『アキラ』ファンに披露できる事を誇りに思います。この映像が、大友克洋先生が生み出した時空を越える原作に対する正統性を保てていれば幸いですし、いつの日か大画面でフルストーリーの実写版『アキラ』を鑑賞できる事を楽しみにしています。
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では、予告編をご覧ください。
Nguyen-Anh Nguyen, producer/director
カントク!アキラファン歴30年の僕から見ても、この映像は実に正統的ですよ!
クラウドファンディング時の説明映像はこちら。ファンディング前に相当制作が進んでいた事がわかります。芸能山城組の音楽が懐かしい。
製作の中心となったのはカナダはモントリオールのCineGroundのようですね。GJ過ぎます!