今週は二度目の北京出張でした。前回の出張ではまったく散歩する余裕がなかったので、今回こそはなんとか自由時間を作って街を歩きたいと願っていました。しかし結局プレゼン準備に追われて自由になる時間が全く無かったのです。ううう。
そうなると唯一の楽しみは食事だっ!ということで、先週に引き続き火鍋の有名店を訪問してみました!
お店の名前は「海底撈火鍋」。サービスが良いという事で大人気店だとか。オーナーは起業がなかなかうまく行かなかった苦労人で、最後の掛けでこのお店を開店したそうです。『海底』は麻雀用語でもあるそうですが、<「海底撈月」は中国語の成語で「無駄骨を折るだけで全然見込みのない例え」>という意味があるんですト。思い切った投資の対象としてはかなり自虐ネーミングですねwww。北京市内にいくつかお店があるらしく、西洋系のお客さんも多数みかけました。
真ん中の四角いのがお鍋です。4人で個室をとりました。なかなかシャレオツな内装空間。
辛くない白スープと辛いスープの両方が楽しめるようになってます。辛いスープはビニール袋からドボドボと注がれるんですね。ダイナミックかつシステマチック。
どうですか、この色!やばいです!辛すぎて身体がおかしくなったらどうしよう…。
汚れを防ぐ前掛け。なんだか金太郎になったような気分。
タレの基本は胡麻ダレなのですが、そこに入れる薬味の種類が凄い!好みの薬味を混ぜる事ができますが、現地の方におまかせしました。
どうですか!いっぱいのネギと、パクチー!しゃぶしゃぶでパクチーって新鮮!
まず最初はビールでスタート。燕京は北京の古い名前だとか。
肉来たっ!右の白い肉は尻尾の肉だとか。確か羊だったような。しかし尻尾に肉があるのか…。ほとんど脂身ですね。
火力が強い!轟々と音を立てて煮立ったスープに肉をひたします。
地獄の光景!そこに肉を突っ込む!
そしてタレに肉を突っ込む!食べる!はふはふはふ、アツっ!旨い!
これは胃の薄切りですね。ちょっと見た目がやばいですが、柔らかいし、ビラビラにタレが絡んで旨いんです!もうなんでも来いやです。
牛、羊、豚といろいろ頼みました。なんでしょうね、このなんか野性的な肉の感じは。
白酒が投入されました。アルコール度数は43度。強い!しかし、うーん、あまり美味しいとは思いませんでしたね。香りがまんまプラモデルの接着剤なんです。でもけっこういただいちゃいました。
尻尾の肉です。とろっとろです。
日本ではあまり見ない野菜もいろいろ食べましたね。これは何の葉っぱだろう。
こちらは豆の葉っぱですね。どれも新鮮で美味しかったですよ!
後半の赤いスープは恐ろしい表情に変貌してました。あ、辛さですが、けっこうマイルドで大丈夫でしたよ!
このお店、日本でスタートしてもイケるような気がしました。
まぁこうやって楽しく夕食なんぞ食べていたのですが、次の日に18時間ノンストップ作業が待っているとは誰も思っていなかったわけですね…。
北京の日々は続く…。
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