突然ですが、gallianoの2012映画ベスト10を発表したいと思います。今年僕が見た映画は54本。この中から10作品を選びました。それぞれの映画に予告編と簡単な理由を付けておきますが、面白さはもちろんガリ保証。ほとんどの作品がすでにDVDリリースされているので、年末年始の映画鑑賞の参考にしていただければ。
あ、ちなみにこのリストに無い映画が良くないという事では全くありません。今年公開された映画の中でまだ見てない作品もけっこうあるし、リストにはマイナーな映画も入れました。ということで、選択理由は完全に個人的なものであり、オフィシャルなものでは全くありません。個人ブログにつき是非ともご了承いただければ幸いです。では行きましょうっ!
第10位:『ソウル・キッチン』
最初はコレどこが面白いの?って感じなんですけど、来るんですよこれが!出演者のキャラクターも立ってる。ストーリーも強い。ハッピーになりたい人へ。
第9位:『猿の惑星創世記』
猿の惑星シリーズのリバイバル的な存在なんですけど、単なるリメイクではありません。突っ込みどころも多いんですが、シーザーへの感情移入ビシバシ。これを見て猿の惑星シリーズを再見するとかなり良いです。僕は全作見返しました!
第8位:『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』
2012年で予想を一番裏切られた映画。バンクシーファンを『アレ?これは…』と一旦落胆させ、そして最後には観る以前よりも深く彼のファンになっているという恐ろしい作品。2012年イチIQの高い映画でもあります。
第7位:『ミッション・インポッシブル ゴースト・プロトコル』
内容も良いのですが、これはぜひメイキングを見ていただきたいですね。ブルジュ・ハリファのガラスを割り、ビル壁面でリアルにスタントを演じたトム・クルーズに感動です。でももっと素晴らしいのはレア・セドゥです。
第6位:『ドラゴン・タトゥーの女』
原作がベストセラー、そして本国で一度映画化されているだけあり、さすがにプロットが素晴らしい。出演者の運命に唸ります。また主役のダニエル・クレイグを食う勢いのリスベット役、ルーニー・マーラが素敵過ぎる。続編が楽しみです。
第5位:『007スカイフォール』
さすがの仕上がり。アクションだけでなく、人間ドラマの深さも心に響きます。そして何よりも、アストンマーティンDB5最高!007シリーズファンなら笑える+心が動くポイントが随所に散りばめられています。初めて見る007映画としてもお薦め。
第4位:『アナザー・プラネット』
サンダンス映画祭で2部門を受賞した低予算映画。しかしコレSF映画ファンにマジお薦め。やや古風ですが、良質なSF短編を読んだような後味。ぜひ予備知識ゼロでご覧いただき、心からシビれてください。ちょっとIQ高めです。
第3位:『メン・イン・ブラック3』
いつもの通りMIBとしてよくデキてます。タイムスリップモノとしても不足ない緻密な仕上がり。という感じで、なるほどさすが及第点だなぁと思っていた僕に、全く予測してなかった展開が。国際線の中で涙しました。良いSFです。
第2位:『桐島、部活やめるってよ』
これも国際線の中で鑑賞。暗い客室の中で泣かされちゃったじゃないか畜生!普段からリア充氏ねと思いながら育ち、その結果自分の高校時代をどこか残念に思い、そして愛している人みんなに。レンタルは年明けからでしょうか。必見。
第1位:『ミッドナイト・イン・パリ』
ストーリーテリングの手本のような映画。ウディ・アレンが紡ぐ物語に、是非心委ねていただきたい。僕としては今年一番のSF映画だと主張したい。Fはフィクションというよりも、ファンタジー的な。ここにも出てくるレア・セドゥが素晴らしいです。
というわけで、賢明なる読者の皆様はもうお気づきだと思いますが、今年の収穫はレア・セドゥです。彼女が出ている映画にハズれ無し!(多分)
では最後に特別賞を。
特別賞:『ディクテーター 身元不明でニューヨーク』
今年一番のコメディ映画です。ブラックな笑い満載。『ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習』サシャ・バロン・コーエンワールドが再び炸裂。ギリギリの笑いが好きな貴方に、是非。
初めてベスト10を発表したけど、これイイ!来年もやります。このエントリが今年最後になりそうです。来年も拙ブログをぜひともご贔屓に。良いお年を。